何故MBAに挑戦しようと思ったか

2023年1月2日月曜日

01_MBAへ挑戦するまで

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マネジメントスキル不足を実感 




私は日系企業に入社し、転職もせずずっと同一企業の技術系で働いてきました。
 
幸いかどうか判りませんが、会社ではそれなりに昇進もし、それなりの役職というかマネジメント業務を任せられることになりました。
 
自分が実際にマネジメントをするようになって感じた事は、やはり自分はマネジメントというか、戦略的な経営管理スキルが圧倒的に不足しているという事です。
 
日系の上場企業の多くは社内での教育や研修プログラムをそれなりに整備していると思います。私の勤務する会社もかなり教育や研修を大切にしており、入社したての頃は専門的な知識から始まりロジカルシンキングなどの基本スキル開発を、昇進していくに従いマネジメントの研修ももちろんありました。
しかし、そういった研修が体系的に自分のスキル開発に必要十分か、実践的に役立てるに不足はないかというとやはり社内研修の限界があると感じました。
 

OJTマネージャーが多い日本企業




また、社内の経営層から経営をOJTで学ぶという側面もあると思いますが、日系の歴史のある上場企業の技術部門の経営層というのは技術をやっていた人が昇進して経営管理をしているので、そういった人たちもまたOJTという形で自身の経験を中心に経営を学んで来ていると感じています(実際はさておき)。
そうすると、昭和の成長期を生き抜いてきた現在とは異なる環境で培った経営スキルであり、それが現代の変化の速い時代に対応しているかというと疑問を感じたのです。
 
少し社外というか国外に目を向けると、経営層がMBAを持っているのは当たり前です。MBAが直接経営に役に立ってるのかどうかは知りませんが、MBAで学ぶフレームワーク(つまり他社の経営者がどんな知見をもとに経営しているか)も知らずに自社の経営を語るのはあまりにも井の中の蛙だなぁと思ってしまったのです。
 
ですから、MBAが経営マネジメントに役に立つかどうかはまだ判りません(役に立つと信じていますけど)。しかしながら社内で学べない知見があり、他社の経営層が皆共通言語のようにベースとして持っている知識をやはり獲得する必要があるのではないか、と思ったのです。
 
以上がMBAへ挑戦するに至った動機の概要です。
実際はもう少し稚拙な理由もあるのですが、それはまた別の機会に記します。

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